2012年4月26日木曜日

中の人はどんな人?

デモ当日まで一ヶ月を切りましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
我々は、デモ実行へ向けて、少しずつですが準備を進めています。


先日、共同代表の一人の菊池さんから挨拶がありましたが、今日はこのブログの管理人であり共同代表でもあるわたくし「ダイスけ」がどんな人間なのか、なぜ脱原発デモを企画しようと思ったのか、などなど簡単に説明したいと思います。



わたくしダイスけは、栃木県矢板市出身の33歳、独身の男です。
普通の会社員で独身です。

「脱原発デモを企画するくらいだから、どこかの団体に所属しているんだろ?」
なんて声も聞こえてきそうですが、全く普通の一般人です。
あえて言うなら、スキー・スノーボードサークルに所属している程度です笑。


デモを企画することにはなりましたが、自分は活動家になったつもりはありません。
これからも活動家になりたいと思うことは無いでしょうし、なるつもりもありません。
その程度の普通の人間なんです。


そんな私がなぜ脱原発を訴えることになったのか、きっかけなどを箇条書きで表してみようと思います。
・中学生の頃、実家にあった広瀬隆さんの書籍「チェルノブイリの少年たち」を読んだことがあり、放射能の危険性などをなんとなくと知っていた(つもり)
・生まれ育った地元も放射能に汚染されてしまった。
・汚染により、幼い甥はこの先何十年も祖父母の家に遊びに行けなくなってしまった。
・学生時代に仙台に3年間住んでいたので、被害の状況を見て何もしないわけにはいかないと思い、ツイッターを始めてボランティアに向かった。
・実家周辺の除染中に2.2マイクロシーベルトという高い数値を目の当たりにし、恐怖と絶望を感じた
・ツイッターで原発事故の情報や放射能の危険性を改めて知り、知った以上は見て見ぬふりはできないと思い、自分にできることを考えた・・・。


そして、脱原発デモを撮影している秋山理央さんの映像に出会う
↑この映像は、自分が始めてデモに参加した時の映像です。

渋谷・原宿を中心に、ツイッターで呼びかけ、デモを行っているTwitNoNukes主催のデモです。

秋山さんの撮影したツイッターデモの映像を見て、デモのイメージが変わりました。

それまでのデモのイメージは、危険はないのか、逮捕されるリスクがあるのか、暴動に発展していまうのではないか、など不安な点もあったのですが、秋山さんの映像にはそのような不安を覚えるようなところは無く、平和で自由な行進が映っていました。

昔の学生運動のようなヘルメット姿の人や、団体組織の旗も無く、プラカードや旗も工夫されていて、このデモなら参加できるのではないかと思い、昨年秋から東京等で開催されるデモに通うようになりました。
このような映像を見ていなかったら、デモに参加していなかったかもしれません。


TwitNoNukesのデモは、一般人有志で企画され、デモの敷居を取り払って気軽に参加できるような工夫をされています。
現在は九州や関西地方、栃木のお隣群馬など、日本中に支部が出来上がり、活動が盛り上がっています。



これまで、
TwitNoNukes 脱原発デモ@渋谷・原宿
さようなら原発1000万人パレード
NO NUKES MORE HEARTS ALL STARデモ
脱原発世界大行進
脱原発杉並デモ
右から考える脱原発デモ@宇都宮

等に参加してきました。


その他には、福島県南相馬市(原発から30キロ圏内)に学生時代の友人が住んでいるので、飯館村を通って会いに行き、現地を案内してもらいながらいろいろな話を聞いてきました。
その友人には、「福島から声を上げるべきだが、言えるような状況でも無い。自分の代わりにツイッターなどで訴えてほしい」と言われました。


デモに参加したての頃は、デモ隊のひと駒になれたら、自分が参加することで人数を増やすことに貢献できたら・・・と考えていました。
しかし、参加する回数が増えるにつれ「このようなデモを栃木でやるためには、どうすればいいのか・・・」と考えるようになって行きました。

その後、右デモ@宇都宮に参加していた菊池さんなどと集まって、脱原発ネットワーク栃木というグループをつくり、デモを企画することとなり、今日に至るわけです。





デモというものは、海外の文化ではなく、日本でも起こしていいものです。
なかなか報道はされませんが、毎週末日本のどこかでデモが行われています。
憲法で認められた日本人の権利の一つでもあります。

直接抗議や議会への請願、陳情書の提出、ストライキなど様々な手段がありますが、デモももっとたくさん開催されていいと思います。

それも、政党や団体組織によるものでなく、右でも左でもなく、一般市民が自ら行動を起こすデモ。

活動家だけでなく、普通の人たちももっと声を上げるべきではないですか?
自分たちで意志を示し、生活や未来を守るために行動することは素晴らしいことだと思います。
原発事故により、多くの困難に直面している我々だからこそ、誰よりも率直な意志を示せるのではないでしょうか。


わたくしたちのような普通の人間も、声を出して良いのです、声を出すことができるのです。

周りに原発の話をできる人がいないという人も多いと思います。
自分もそうでした。
でも、街に出れば仲間ができます。
同じ思いを持った人が大勢いるのです。


いままでデモに参加したことがない人も、今回はぜひ参加して頂きたいです。
デモ隊の隊列の中から見る景色や雰囲気は、参加してみないと味わえない感覚があると思います。

5月19日、みんなで歩きましょう!



イケメン脱原発デモ撮影カメラマンの秋山理央さんが、このデモに参加表明してくださいました!


秋山さんの映像集はこちらから↓
脱原発デモ×秋山理央




2012年4月25日水曜日

管理人その2からご挨拶申し上げます!


この度、「栃木県民、脱原発大行進」を催すことになりました。
脱原発ネットワーク栃木の共同代表の1人であります菊地佳幸と申します。

那須塩原市で農業をしております。就農し8年目になりました。

言うまでも無く昨年三月の大地震で起きた津波により、東京電力福島第一原発が異常を来し、地元の方はもちろんその近隣の方はこれから長い間放射性物質と向き合わなければならなくなりました。

この栃木県も自分の仲間が廃業に追い込まれたり、生産した物のほとんどが出荷できなくなって生計が建てられず、かつてない困難にさらされており、多くの農産者の人生が狂っています
事実、仲間が転職したり知人が関西や九州へ子供を連れて逃げ二重生活を送っておられる方もいらっしゃいます。

それでも、政府や電力会社は原子炉の再稼動に意欲的です。

多くの犠牲の上に成り立っている原子力発電に対して声を上げようと、来る5月19日
集会ならびにデモを行うことになりました。




もう1人の主催者であるダイスケ君も書いておりますように、今回の脱原発大行進は
一般の方の、普通の方のデモであります。


当然、脱原発を考えておられる方の中には何かしらの組織に属しておられる方もいらっしゃると思います。
もちろんそういった方にも参加して頂きたいと思っていますが、少しルールを設けさせていただきました。
5月19日の脱原発大行進は一個人の集合体を理想の形としています。
そのため、何らかの組織の名の入ったプラカード、のぼりなどの掲示物は掲げることが出来ません。


そして脱原発以外の意思を記したものも掲げることが出来ません。
脱原発一本のみになります。

脱原発を表現する手段は問いません。
笛を吹いてもよし、太鼓叩いてもよしです。ただ、近隣の方や参加者へ迷惑のかからない常識の範囲内で表現下さい。
皆さんそれぞれプラカードを持参して頂いても良いですし、手ぶらでも結構ですので是非参加下さい。

恥ずかしがり屋さんでも参加されたいとお考えの方は、マスクなどで顔を隠してご参加下さい。

当日、警察官の皆様に、交通整理ならびにご指導をお願いしております。
必ず警察官の指揮には従ってください。

また、警察官への暴言暴挙は認めません。

荒天の場合中止にいたします。出来るだけ早くその旨はお伝えしたいと思います。
小雨程度であれば遂行と考えております。

また、当日準備をお手伝いしていただけるスタッフを募っております。
具体的には、のぼりや横断幕などの展開、趣旨やコースを記したチラシの配布をお願いしたいと考えております。

そして、私たちのように脱原発の活動をなさっておられる方の署名やデモのビラの配布を容認いたしております。
ただ、恐れ入りますが一度ビラの内容を確認させていただきたいと思います。
配布物に組織名の有無は問いません。ただ内容は脱原発に関わるものに限らせていただきます。


何卒ご協力をお願いいたします。

当日までひと月を切りました
いま那須は桜が絶好調です。

また、改めて更新させていただきます。


菊地佳幸

2012年4月16日月曜日

脱原発イベント@宇都宮開催!




『栃木県民 脱原発大行進』

日   時:平成24年5月19日 土曜日
時   間:14時集合  14時30分 行進スタート
集合場所:まちかど広場 (東武宇都宮駅より徒歩5分)
主   催:脱原発ネットワーク栃木

コース : まちかど広場を出発→オリオン通り東側→パルコ、二荒山神社前→
大通り→東武駅前→オリオン通り西側→まちかど広場(約1.5km)
(↓地図のラインを反時計回りで進みます)




「原発のない社会の実現を」
福島第一原発の事故により、栃木県は放射能に汚染されてしましました。
農作物の出荷停止など、深刻な被害は事故から1年経った今もなお続いています。
線量が高い地域では、未だに生活の安全が確保されていない状況だと思います。

しかし、事故の収束の目処も立たない状況の中、政府は関西電力大飯原発の安全性が確認され、再稼働が必要との方針を出しました。
地震の活動期だと言われている日本で、事故の充分な検証もされていないのに、原発を再稼働させてしまって良いのでしょうか。
これ以上の汚染は絶対に許されません。
原発事故や放射能汚染は二度と繰り返してはならないのです。

汚染の原因となった原子力発電に頼ることはもうやめましょう。
子供たちに明るい未来を残すために、栃木のきれいな自然を残すためにも、栃木県民から声を上げていこうではありませんか。

原発いらない、子供を守りたいと思う人は街に出ましょう!
一緒に歩いて、声を出していきましょう!


このデモが、全原発が停止している状態で実行できることを望みます。
(5月5日、北海道電力泊原発が定期検査に入ることにより、日本で稼働している原発がゼロになります。)



『注意事項』
・デモの趣旨に合わない物、政党や団体組織名が入った旗やのぼり、プラカードを掲げることはご遠慮ください。

・警察やスタッフの指示に従ってください。

・周りの交通や商店街などの邪魔にならないよう心掛けてください。

・悪天候や原発の状況などにより、中止になることもあります。


♪太鼓や楽器などお持ちいただけるとありがたいです。
プラカードなども各自ご持参してください。手ぶらでの参加もOKです。
飛び入り参加、途中離脱もOKです。


※JR宇都宮駅からお越しの方は、路線バス(関東バス)で「東武駅前」で降りてください。


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