2012年5月22日火曜日

沢山の方のご参加頂き有難う御座いました!


あれから三日が過ぎました。

大そう天気がいい日で前日の雨がウソのようでした。
今こうしてパソコンに向かいまだ三日前ではありますがあの日のことを思い出し
なんだかやたら感謝されたなぁといまこうして綴っております。

あの日を境にいくつか変わったことがありました。
まず、ツイッターのフォロワーがやたら増えた日でありました。
フォローしても栃木のはずれの百姓のボンクラ長男が野良仕事傍らぼやく
くだらないツイートをみてすぐにフォロー解除するのが関の山だと思うのですが
未だにフォロワーが増えておることが多少怖さを覚えております。

それとそれなりの充実感を覚えました
が、自分に酔ってはならないなと自戒しているつもりではいます。
今回のデモのほとんどの手続きはダイスケ君がやってくれたので私が偉そうな事を
言う立場にはないのですが
正直充実感に見合った苦労だったかなぁと考えたりします

三日過ぎると意外と冷静な考えが出来るものなんですね。

いろいろ問題点も伺いました
私たちはオリオン通りというアーケード街を抜けたわけですがそこには左右にお店が御座います
我々の行動に共感してくださったんだろうと思うのですが店内から手を振ったか拳を掲げたかアクションしてくださった方がいたらしく参加者の1人が店内に入りおそらくプラカードを手渡そうとしたのではないかと聞きました


私たちは道路しか使ってはならず行進中に配布物を沿道の方に手渡してはならないとなっておりました。

そしてもう一つ

その後宇都宮パルコを抜け二荒山神社を左折し大通りを抜けたわけですがそこにはいくつものバス停がございます
バス停にはバスを待つ方がおられました。そのバス停を通り過ぎる度

バスを待つ方々に「君たちにも被害が出てるんだぞ」

と言い放った方がおられたとお聞きしました。参加者に1人がそれはおやめなさいと言ってくださったとお聞きしました
その言い放っておられた方も善意で「青年にわかってほしかった」と言っておられたらしいのですがそれもいけません。

私たちは普段であればバスが走る専用走行車線をお借りし、ただでさえ騒がしいわけで御座います。おそらく嫌っている方もおられます。それに輪をかけて自分の考えを押し付けてはなりません。

私のスタンスは「デモなんぞやっておりますがいかがでしょう?」
その程度で御座います。
そこに共感してくだされば自ずと参加していただけると信じております。

あるデモ主催経験者の方からこうアドバイスを受けました
「菊地君、集団心理には気をつけろ」と
人は盛り上がると己を見失い大きくなってしまいます

今回のデモで色々感じました。
参加する身と主催者は全く違うんだなと。

何か問題が起きれば責任を取らざるをえません
正直そこまで覚悟しておりませんでしたが今思うと自分の考えが末恐ろしいと思ったりもします

それと組織色を一切排除するというコンセプトを保つ、これも難しいことなのだなということも実感しました。予めその旨告知しておりましたがお持ちいただく掲示物や腕章に組織の名が入っていたり脱原発とは無関係な配布物を配布許可申請されたかたも居られました。
しかしこれは徹底できたと自負しております!これだけは自分を褒めたい(笑)

ただ、多くの方からの賛辞を浴び次回はいつだと聞かれるのは充実感そのものです。
今後のことは分かりませんが正直農繁期でありまして田植えの段階でアドバンテージを失った自分は充実感を得られるとはいえ、おいそれと催すことはなかなか…

脱原発ネットワーク栃木は二人で運営しております
この二人それなりに多忙を極めております

近くまたダイスケ君と会う予定ではありますがその時どのような話になるかはお互い予想もしておりません
でも、その程度でいいんです。おそらく(笑)

全国を飛び回りデモというデモを撮影しインターネットの動画サイトyoutubeに掲載してくださっている秋山理央さんが脱原発大行進の動画を撮影し素晴らしく編集し掲載してくださいました

http://www.youtube.com/watch?v=nMcdwuX8r8k


こんなに小さい子いっぱいいたんだなぁと思うと有難いです。

来て下さった皆様
自らスタッフを希望し申し出てくださった皆様
このデモを報じてくださったメディアの方々
ご指導いただいた栃木県警の皆様
興味を示してくれた関わってくださった全ての方に厚く御礼申し上げます

これから暑くなります皆様ご自愛下さい

菊地佳幸






2012年5月13日日曜日

いよいよ今週末!


『栃木県民 脱原発大行進』

日  時 : 5月19日 土曜日
時  間 : 14時集会開始 14時30分行進スタート
集合場所: まちかど広場(東武宇都宮駅から徒歩5分)
主  催 : 脱原発ネットワーク栃木(一般市民有志による)

コース:まちかど広場出発→オリオン通り東側→パルコ、二荒山神社前→
大通り→東武デパート前→オリオン通り西側→まちかど広場ゴール(約1.5㎞)



行進終了後、まちかど広場お隣の「総合福祉センター」で、交流会を行います。
同じ気持ちを持った人たちと語り合ったり、情報交換してみませんか?
広い会場を用意していますので、お子様連れの方もお気軽に参加してください。


【注意事項】
・このイベントは脱原発を訴えるイベントです。
イベントの趣旨に合わない物、政党や団体組織名が入った旗やのぼり・プラカードなどを掲げる  ことはご遠慮ください。

・警察やスタッフの指示に従ってください

・行進の際は、4列に並んで進んでください


・プラカードや旗などを振り回さないでください

・信号待ちなどで、一時的に行進が停止することがあります。
その際は、歩道や横断歩道のスペースを確保し、歩行者の通行の妨げにならないよう気を付けてください。
アーケード街を通行するので、商店や買い物客の邪魔にならないようにしてください。

・悪天候や原発の状況などにより、イベントが中止になることもあります。


♪太鼓や楽器など、音が出るものを鳴らしながらの行進も大歓迎です
プラカードなど、各自ご持参してください。手ぶらで来ていただいても大丈夫です。

参考 反原発プラカード→http://xnonukesx-placard.tumblr.com/
コンビニのネットプリントで印刷できます。数字を入力するだけです。
かんたん便利!


・集合場所のまちかど広場に駐車場はありません。
周辺のコインパーキングなどご利用ください。できるだけ公共交通機関を利用してください

JR宇都宮駅からバスでお越しの方は、「東武駅前」で降りてください







いよいよ今週末になりました。
ここまで長いようで短かったようでなんとも複雑な心境です。

この脱原発大行進は二ヶ月前の3月19日にダイスケ君と警察署に行き、お話を聞きました。
道路の使用許可の話を聞きに行くためです。

それからだいぶのんびりスローペースで準備を進めておりました。

一ヶ月を切った頃、私たちは急にあせりだしました。
警察署に書類も出していない、交流会の会場はどうする、チラシは何枚手配する、どういった流れで物事を進める・・・

ストレスでダイスケ君は会うたびに痩せこけ、逆に私はストレスで太るという反比例コンビでした。

「なんでこんなことやってんだろう」
正直こんな事を考えながら、私はトラクターにまたがり田畑を耕しておりました。
朝起きるとこのイベントのことが真っ先に浮かび、仕事に対するモチベーションに影響しました。
しばらくパソコンやけ-タイでSNSを開くのが憂鬱になり、ネットから自ら隔離しました。

その心中を始めてダイスケ君に話したとき、彼もそうだと言いました。
その時少しだけ楽になったのを覚えています。
約ひと月前の4月20日ころのお話です。

その佳境を迎えた4月20日ころ、いろいろなことが起き始めました。
全く見ず知らずの方々が、立て続けにリツイートし始めたのがこの時期でした。

それだけではなく、実にポジティブな返事をくださる方も!
「必ず行きます、頑張ってください」
「スタッフを希望します。一度お会いできませんか?」
全く人づてのない心細い僕らにこれほどの後押しはありませんでした。

このイベントを行うにあたり、沢山の方に迷惑をかけ、沢山の方から手助けやご支援を頂いております。
「いろいろお金もかかるでしょ?」とカンパしてくださった方もおられます。

事の発端は僕らの無計画性にあったのですが、実際これほど手間がかかり、それなりにお金のかかることなのだなと実感しました。

こういった活動をされてこられた方に僕は敬意を表したいと思います。

今週末、週間予報によると現在のところ天気は申し分なし!

5.19まちかど広場にてお会いしましょう!

菊池佳幸

2012年5月8日火曜日

原発全停止中

初めに、茨城県、栃木県を中心に発生した竜巻により、被害を受けた方へお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧、復興を願っています。





5月5日子供の日に、北海道電力泊原発3号機が定期検査に入ることにより、
日本で稼働している原発がゼロになりました。
日本の電気エネルギーは原発以外の発電方法で賄われていることになります。
これは42年ぶりのことだそうです。

この事実は、震災前から反原発活動を継続されてきた先輩方の努力と、
震災後に危機を感じ、考え行動を起こした国民の力によって成し遂げられた出来事だと思います。

国民の強い意思表示によって、再稼働にブレーキをかけることができたのです。
やればできる、やったらできたのです。
これはとても喜ばしいことだと思います。

しかし、全原発停止という成果を上げることはできましたが、脱原発を達成できたわけではありません。

いつまでも喜んではいられません。
油断したら、すぐに再稼働されてしまうかもしれない。

この全停止状態を少しでも長く続けさせるためにも、声を上げ続けていきましょう。
この状況で脱原発、再稼働反対と声を出す意義は大きいのではないでしょうか。
放射能に汚染された栃木県から、この悲劇を繰り返さないために訴えていきましょう。








5月19日は『栃木県民脱原発大行進』の日ですが、実はもう一つ大きなイベントが開催されます。
3000人の男女が街を行き交う「宮コン」が行われるのです。

未来ある若者に脱原発を訴える、良い機会なのではないでしょうか。


宮コンに参加する若い人たちも、本番前に『栃木県民脱原発大行進』に参加してみませんか?
巷の噂によると、「脱原発派はモテる」という話があるようです。
(自分は全く実感がありませんがww)
自分やパートナーの将来をしっかり考えられる人は魅力的ですよね。

楽しい飲み会の席でも、時事ネタは用意しておかなければなりませんね。
時事ネタと言ったら「脱原発」ですよね。

明るい未来は若い人たち自身の力によってつくることができるのです。
自分たちの手の中に未来はあるのです。

5月19日は、宇都宮を熱く盛り上げましょう!




以上、気持ちだけはいつでも若いダイスけでした。